野球選手を強く大きく成長させる!~畝本さんのこれまでと進化し続ける未来~

和久

本日は貴重なお時間ありがとうございます。

ではさっそく、インタビューを始めさせていただきたいと思います。

よろしくお願いします!

畝本さん

よろしくお願いします!

自己紹介

和久

それではまず初めに、畝本さんは今どのような仕事をされているのか自己紹介をお願いいたします。

畝本さん

普段は中学生から社会人の野球チームの帯同や野球のスクールでトレーニングの指導など、パーソナルトレーナーとして基本的には野球選手にトレーニングの指導をすることが仕事です。

和久

ありがとうございます!

今、野球選手にトレーニング指導をすることがお仕事とおっしゃっていましたが、なぜそんなに野球にこだわって仕事をしているのですか?

畝本さん

僕の思いとして、「野球選手の夢を育む」というビジョンの元、普段活動しています。

そして、ずっと野球をやってきて、やっぱり僕自身野球が本当に好きで、野球の魅力もすごく感じていて、将来も野球に繋がる仕事をしたい気持ちが昔からありました。

それで僕自身のケガの経験をもとに、野球選手のケガをなくしたい、野球選手のパフォーマンスを上げる力になりたいと思い、野球に特化したトレーナーとして働いています。

和久

そうなんですね!怪我をされたという話がありましたが、具体的にどういう怪我をされたのですか。

畝本さん

大きな怪我ではなく、慢性の腰痛みたいな感じだったんですけど、当時は動きが相当悪くて、監督からも「お前、明らかに動きがおかしいから、ちょっとやめとけ」って言われた、そういった怪我ですかね。

トレーナーを目指したきっかけ

和久

そうなんですね、、ありがとうございます。

「野球選手の夢を育む」というビジョンを持ってお仕事をされていて、柔道整復師とAT、CSCSなど沢山資格を持っています。

私はこれらを同時に持っているトレーナーを見たことなくて、なぜ難しい資格を沢山取ろうと思ったんですか?

畝本さん

はい。そこに関しては大学入学前のとき、とにかく資格を沢山持ってる方がすごいと思ってました。トレーナーを目指したきっかけや方向性から治療の方をメインでやっていきたいって思ったんですね。

なので柔道整復師は、第一にあって、それプラスで色々資格を持ってたらすごくなるという安易な気持ちで大学を選び、資格を取ったって感じです。

和久

治療メインで大学や資格を選んだっていうことですが、今はトレーニング指導をされていて、治療の面からコンディショニングに方向性を変えたのは何かきっかけがあったんですか?

畝本さん

はい!大学3年生の時、自分の将来の夢だったり、トレーナーを目指したきっかけを考え直すタイミングがあって、そもそも僕がやりたいのって怪我を治すより、怪我しないための身体づくりだと思って、

それって治療家より、コンディショニングとか現場で関わることで、伝えていけるんじゃないかなと思ってシフトしていきました。

あとは、大学1年生のときから、中学生の野球チームとかに関わらせてもらってトレーニングの指導をしていて、選手たちのパフォーマンスが上がったときや、苦手を克服したときとかの喜ぶ姿を見てすごく楽しいなって思ったところがありました。

現在の仕事について

和久

そうなんですね!ありがとうございます。

次に、今現在の仕事の話を聞かせていただきます。

先ほど中高生から大学生、プロまで幅広い年齢の方に指導をされてるということでしたが、世代関係なく共通して、指導する上で大切にしてることは何ですか?

畝本さん

そうですね、大切にしていることは、やっぱり人と人なので、そもそもチームとして動いてる場合は選手との関わりだけじゃなく、スタッフの方と情報交換をしながらとか、どういったチームを目指しているのかも含めて、コミュニケーションをとりながら進めていくことはかなり重要だなと感じています。

あとは、学年によって指導する内容とかは変わったりしますけど、人の根本的な考え方とかに関しては、大きく変わらないと思いますね!

和久

逆に世代ごとに教えるときに注意していること、いろんな世代を指導する上で意識していることは何ですか?

畝本さん

例えば、中学生に関しては、中学生の時期に多い怪我とかもあるので、そこに注意しながらやったりとか、育成年代はまだ体が未発達な部分があるので、負荷のかけ方の注意は必要かなと思います。

プロ野球選手とかは、野球が仕事になってるっていうところもあるので、そこに対して、その選手がチームのどの立場なのかとかも踏まえながら関わらなきゃいけないというのは感じてます。

和久

選手の立場も考えながら、トレーニング指導をしなければいけないんですね。

先ほどもコミュニケーションのお話があり、指導ではコミュニケーションは 結構大事だと思うんですが、選手の状態を知るという上で何か気をつけてることはありますか?

畝本さん

積極的に声をかけたりとか、プレーしてる姿を積極的に見るようにして、気づいた点とかは、聞くようにしたりしてますね!

あとは普段どういう意識をしてやってるんですかとか、どういったところを伸ばしていきたいんですかみたいなのは聞きます。

社会人のチームに関してはストレングスガッツリってよりも治療も関わってるので、ちょっと関わり方は変わっちゃいますけど。

和久

ありがとうございます!

事前に畝本さんについて調べさせていただいて、現在フリーランスで活動されているっていうことですが、どこかのジムに拠点を置きながら活動されているのか、個人として拠点を持たずにお仕事されているの かどのような形で働かれているのですか?

畝本さん

そこの話をするとそもそもなんでフリーランスになったのかっていう話もしなきゃいけないと思うんですけど、大学卒業後、最初からフリーランスになってたわけではないんです。

最初は会社に入社し、そこで、徐々に野球チームに帯同させていただく機会が増えてきて、そこからフリーランスになっていったという感じです。

なので僕の場合ゼロから始めたわけじゃなくて、そこの会社からのチームの指導だったりとか、パーソナルジムで働くっていう軸がある中で、フリーランスになった感じです。

和久

会社という軸があった上で、フリーランスの方向にシフトしていったんですね!

フリーランスとしてチーム帯同をメインで、会社に縛られずに個人で働くことのメリットは何かありますか?

畝本さん

はい。どうしても会社所属だと、制限が出てくるので、僕自身関わりたいけど、会社に属してるから関わり方が難しいところはありました。

それは今フリーランスっていう形になったことで、自分で選択ができるので、新たな指導現場も個人で増やすこともできますし、例えばこういったインタビューを受けるのも、会社を通さず自分でできるっていうところは、関わりたい人に関われるというので魅力を感じてます!

和久

ありがとうございます!

ではそのもともと勤めていた会社のことも伺いたいのですが、なぜそこの会社で働きたいと思ったのですか?

畝本さん

一番の理由は僕自身がやっぱり野球に関わりたいっていうところで、そういう野球のチームにトレーナーを送っている会社を紹介していただいたのがきっかけになります。

でも、もう本当にそこで野球の現場に行ける。そこが第1でした!

和久

話が行ったり来たりで、申し訳ないのですが、活動の中で、結構InstagramやHPにトレーニングの動画をupしたりされていますが、今の仕事への影響や、良かった点はありますか?

畝本さん

何だろ、、意外と身近な人が見てくれたりしていて、そこからコミュニケーションのきっかけになることもありますし、そのホームページとかを見て、雑誌の取材依頼をいただいたことはありました。

お仕事に繋がったっていう部分も結構ありましたね。

学生時代に行っていたこと

和久

ありがとうございます!ここから過去のことについてお伺いします。大学入学前から、様々な資格を目指していたとのことですが、大学の授業以外で資格に向けた勉強や活動など、学外ではどういうことをされていましたか?

畝本さん

授業以外だと、学校のトレーナー部があったので、そこで週1回の活動とあとは学生の集いというのに参加していました。その団体で、他の学校との交流も含めて合同の勉強会も開催していました。

あと学外で言うと、Golden Age Project (以下GAP)という、学生若手トレーナー団体の方で、大学1年生から活動を始めました。そこの繋がりで、中学生の野球チームの指導を行かせてもらいましたね。

あとはとにかく、外部のセミナーにはしょっちゅう参加して、それこそ地方もまわっていました。

和久

そうなんですね!いま学生の集いという活動に参加してたということですが、その活動がどういうものなのか、私の情報不足でわからないので、簡単に説明していただいてもよろしいですか?

畝本さん

はい。トレーナーになりたいとか、医療系のところもありますけど、全国各地の学生トレーナーが年に1回主催地の大学に、集まるイベントっていうんですかね。

そういう集まりがあって、同じように学生トレーナーをやってたりとか、トレーナーを目指している学生同士の交流だったりとか、あとは著名人の方を呼んで、そこでシンポジウムという形で話をしていただいたりとか、そういったイベントでした!

和久

とてもいいイベントですね!GAPという活動に大学1年生から参加されたということですが、なぜ1年生から活動に参加しようと思ったのですか?

畝本さん

入ったきっかけとしては、一番最初はPDSGroupという他の団体の勉強会に先輩からの誘いを受けて、参加しました。

そこで、自分と同い年で、もう既にGAPで活動していた桑原くんっていう人と出会いました。僕は大学1年生のなかでも、セミナーやトレーナー部でも活動し、大学では資格をたくさん取ることができ、凄い方だと思ってました。笑

でも、同級生にもう既に外部の団体で活動している人がいるという衝撃を受けて、それをきっかけにGAPに興味を持ちました。実際に勉強会にも参加して雰囲気の良さから、ここで活動したいというように感じて、入らせていただきました。

和久

GAPで得たもの、活動していて良かったことは何ですか?

畝本さん

僕はGAPの中では、広報で情報を発信していくことをやっていました。これは大学にいるだけでは絶対やらないことで、例えば人を呼び込むには、どういった文章で、どういった画像で、どのように伝えるのか考えていました。

文字に起こすのは最初は難しかったですが、実際にトレーナー現場で活動してるときも、伝え方を文字で考えるので指導の仕方とかに生きているのはすごく感じます。

あとは、お金の回り方を知れたということも、社会人になってかなり生きていることです。

そしてやっぱり、学外学内だけでは、関われない人たちとたくさん関われたことですね!未だに関わってる人もたくさんいますし、仕事の話もするので、お互い少し情報交換したり刺激を与え合いながら、活動できているのは凄く今に生きてると思います!

和久

そうなんですね!

色々な活動やセミナーに参加されていますが、このような活動の情報はどのように得ていたのですか。?

畝本さん

知り合いの方が教えてくださることもありますし、あとはセミナーに関しては、ATACK NETというサイトで調べて興味を持ったところに参加していました。あとは、周りから情報を聞いたら、それを調べてみるようにしていました。

和久

学生時代は人との繋がりから情報を得て、それが現在の仕事でも大切になっているということですか?

畝本さん

人との繋がりなしでは多分今、僕は働けてないと思います。

本当に人とのご縁をたくさんいただいて、そこから多くの経験をさせていただいていると感じます。人との繋がりはとても大事だと思います!

和久

人との繋がり、大切にしていきます!

これまで沢山の活動をされてきた中で、失敗してしまったこともあったかと思います。学生時代や社会人になって失敗してしまったこと、こうしとけばよかったと後悔したことはありますか。

畝本さん

失敗に関しては沢山してきました。学生の頃から現場にも出させていただいていたので、その時に最善でできたことも、後々勉強してるとあの時こうした方がよかったんじゃないか、というのは日々感じていました。

あとは、社会人になった時に人との関わりの中で、自分が良かれと思って行ったことでも、その人にとってはあまり必要ではないもので、うまくいかないこともありました。

そういった経験は数え切れないほどしてきたと思います。

和久

そうなんですね、、、

失敗してしまった時や、落ち込んでしまった時、畝本さんはどのように切り替えていますか。仕事以外のフリー時間の使い方や息抜きの仕方を伺いたいです。

畝本さん

僕は美味しいものを食べたり、お酒を飲んだりすることが好きなので、美味しいものを食べて、飲んでというところが、僕の一つの幸せですね!

今後の夢                      

和久

いいですね!

最後に、これからの畝本さんの夢はなんですか?

畝本さん

近い将来の目標は、プロ野球の球団に入ってトレーナーとして活動したいと考えてます!

それからは、そこで関わった選手たちも巻き込んで、より下の育成年代に正しい体の使い方だったり、怪我しないための体の使い方、パフォーマンスを上げるための身体使い方、などを元プロ野球選手とかと一緒に指導していきたいと考えています。

レーナーを目指している人へ一言!

和久

ありがとうございます!

では、トレーナーを目指している学生に畝本さんから一言お願いします!

和久

ありがとうございます!以上でインタビューは終了とさせていただきます。

貴重なお時間ありがとうございました!

畝本さん

ありがとうございました!

畝本 京典( Unemoto Keisuke)

・了德寺⼤学 健康科学部整復医療・トレーナー学科 卒業 
・野球専⾨トレーナー ストレングス&コンディションニングコーチ 
・柔道整復師
・JSPO-AT
・NSCA-CSCS

⼩・中・⾼・大学生、社会⼈、プロ野球選⼿と幅広い年代のアスリートの「パフォーマンスアップ」と「ケガ の予防」のために、野球選⼿が効率よくカラダを動かし、結果を残すためのトレーニング・ エクササイズの指導をしている。