オンライン化でフィットネス業界を変える  マーケター川勝さんのこれまでを聞いてみた!

石嶺

本日は貴重なお時間ありがとうございます。

ではさっそく、Golden Age Projectのインタビューを始めさせていただきたいと思います。

よろしくお願いします。

川勝さん

よろしくお願いします。

川勝さんの今

石嶺

まず初めに、現在のお仕事について教えてください!

川勝さん

現在、フィットネス業界向けに予約や決済、会員管理などのWebシステムを提供する株式会社hacomonoに勤めています!

その中で、僕はマーケターとして、主にインターネットを活用した集客や会社を認知していただくための業務を担当しています。

石嶺

ありがとうございます!

hacomonoが提供するサービスについて、より詳しく教えてください!

川勝さん

現状、フィットネス業界では電話対応や紙での入会作業といったアナログ作業が多く残っており、トレーナーやインストラクターの方が事務作業に多くの時間を取られてしまっています。

その結果、業務量が増えてしまい、本来トレーナーやインストラクターの方が注力すべき接客や運動指導に時間を割くことができなくなってしまっています。

かし、その課題を解決できるのがhacomonoというサービスになります。

れまでアナログで行われていた入会やお支払い、レッスンやパーソナルの予約管理などが全てお客様のスマホで完結できるようになります。
それによって、今までの事務作業を減らすことができ、トレーナーの方が注力すべき業務に時間を使えるようになります。

また、お客様もスマホで簡単に予約ができるようになり、良い顧客体験が受けられるようになるんです。

ういったフィットネス業界の課題を解決するようなサービスになります。

石嶺

めちゃくちゃ画期的なサービスですね、、、!
自分もジムに勤めていたので、その課題はとても分かります。

川勝さんが仰ったマーケターとは、どのようなお仕事をされる方なのでしょうか?

川勝さん

簡単に言うと、マーケターとは「商品やサービスが売れ続けるための仕組みを作る人」のことです。

具体的に言うと、商品やサービスをお客様に提供する際、まずはサービスを知っていただくことが必要になります。その次に興味を持っていただき、購入していただく。

さらに購入して終わりではなく、その後ファンになっていただき、リピートしていただくことで初めてビジネスが成り立っていきます。

その一連の仕組みを作っていくというのがマーケターです。

石嶺

ありがとうございます!

川勝さんはマーケターとして、具体的にどういったお仕事をされているのでしょうか?

川勝さん

ウェブ広告はもちろん、既に会社を認知してくれたお客様に対してのメールマガジン配信やwebサイトの運営、ウェブ上にあるお客様のデータ管理、そのデータを基にPDCAを回して様々な施策を打っていったりしています。

石嶺

ありがとうございます。

次に、hacomonoに入社された経緯について教えてください!

川勝さん

簡単に言うと、スカウトを頂いてhacomonoに入社しました。

自分のキャリアの話になるのですが、hacomono自体は4社目になるんです。

1社目は、日本コアコンディショニング協会の事務局で7年ほど勤めていました。
その後、違う業界の会社を2社挟んだ後にhacomonoに入社して、フィットネス業界に戻ってきたんです。

僕が元々違う業界にいたのにもかかわらずhacomonoに入社した理由は、僕がフィットネス業界に凄く可能性を感じたからです。

僕が日本コアコンディショニング協会にいた時、フィットネス業界でのやりがいや社会的な価値の大きさというのはすごく感じていたものの、自分では変えられない現状があったんです。

ですが、スカウトのお話を頂いたときに、hacomonoというシステムを切り口にしてフィットネス業界を変えていくアプローチの仕方って正直考えたことがなくて(笑)

ここに入社すれば、かつて難しいと感じたチャレンジも実現できるかもしれない!と思い、入社に至りましたね。

石嶺

確かに、斬新ですよね(笑)

次に、これまででマーケターとしてやりがいを感じた瞬間があれば教えてください。

川勝さん

やりがいを感じる瞬間は2つほどあります!

1つは、自分の掲げた目標に対して成果がでた時、具体的な数字で成果が上がっている時ですね。

例えば、1ヶ月の目標集客数を〇〇名と掲げたとして、自分の仕事をこなしていく中で掲げた目標をしっかり達成できた時は、凄いやりがいを感じるなと思います。

もう1つは、hacomonoを導入頂いた企業様の実際の喜びや変化の声を聞けた時はとてもやりがいを感じますね。

自分たちが行っていることに対して、数字だけでなくお客様の声によって実際に役立っているのだと実感できるのがやりがいに感じているのだと思います。

石嶺

ありがとうございます。

次に、フィットネス業界に携わる中で、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

川勝さん

先ほどと少し重複するのですが、フィットネス業界自体が社会的に凄く価値のある業界だと感じているので今の仕事自体にやりがいを感じています。

超高齢社会である日本は、現在も高齢者の割合が増え続けている状況にあります。

その中で国民の医療費が増えていき財政を圧迫するというのは、今の大きな問題でもあるし今後もその問題に向き合っていかなければなりません。その問題に対して、フィットネス業界は「予防」というアプローチで医療費削減に大きく貢献できる可能性を秘めています。

この問題を解決するのはとても難しいと思いますが、そこに対して挑戦していけるのはとてもやりがいを感じています。

また単純に、人の健康というのは幸せの根本的なところと直結するので、そういった部分でやりがいを感じます。

石嶺

フィットネス業界の可能性は無限大ですね!

次に、これまでのお仕事であった1番の失敗などがあれば教えてください。

川勝さん

それこそ社会人なりたての頃は、ミスの方が多かったので、、、(笑)

1つは、仕事を単純作業としてこなしていたその仕事の仕方自体が失敗だったと思います。

仕事をする時、初めに結果目標を掲げて、その結果にたどり着くまでの道のりを色々考えて実行していくことが大事だと思うのですが、仕事が作業になっていた時期があって、その時は仕事も楽しくなければ、成果も挙げられませんでした。
なので、そういった仕事の仕方はとても失敗だったと思います。

また、もう1つは、周りとの連携が上手くいかずに周りに迷惑をかけてしまったことです。

まず仕事自体、1人で完結するものはそんなにないんです。
それなのに、周りに仕事の進捗を伝えなかったり、周りに頼るべきところを自分だけで抱え込んでしまったりという感じで結果的に周りに迷惑をかけてしまったのはありますね。

石嶺

「仕事を作業にしない」というのは、とても大事ですね。

次に、これまで仕事されてきて、川勝さん自身が大切にしていることがあれば教えてください。

川勝さん

自分が大切にしているのは、「成果を出すこと」と「自分の役割以外のことにもチャレンジする」ということです。

作業することが仕事ではなくて、業務の先にある目的を果たすことが仕事だと思うので、常に結果を追い求めて諦めずに向かっていくことがとても大切だと感じています。

そして、もう1つは「自分の役割以外のことにもチャレンジする」ということで、私が所属する部署以外で、自分の知識や経験が役に立つことがある場合も多く、積極的に僕の役割以外の仕事に貢献していくことはとても大切にしています。

石嶺

ありがとうございます!

これからの川勝さんの夢や目標について教えてください!

川勝さん

今は hacomono というサービスを広める仕事ですが、今後は新しい商品を開発したり、新規事業を立ち上げたりなど、商品やサービスを作る側に回っていきたいと考えています!

なので、フィットネス業界に拘らずに今までの知識や経験を活かして、世の中を良くしていきたいです!

学生時代について

石嶺

ここまで「川勝さんの今」についてお話を伺いましたが、ここからはそんな川勝さんの「学生時代について」を質問させていただきます!

川勝さんが学生時代に頑張っていたことは何でしょうか?

川勝さん

僕が高校生の時、ずっと怪我をしていたため同じような経験をする人を減らしたかったこと、また当時の監督の指導法に納得できなかったこともあり、科学に基づいた正しいトレーニングを教えられるトレーナーになりたいと思っていました。

なので、大学生の時は、同じ大学の陸上部のトレーナーとして日々活動しながら、並行してフィットネスクラブのアルバイトでレッスンをさせていただいたりしていました。

石嶺

学生時代はトレーナーを目指されていたのですね!

最初にマーケターを目指された経緯について教えてください。

川勝さん

私が最初にマーケティングの仕事を始めたのは、学生トレーナー団体GAPでした。

大学4年次にGAPに入り、運営に携わっていく中である時集客で壁にぶつかったんです。

その時に、GAP代表の脇坂さんに「マーケティングの何たるか」を教えていただき、集客の根本にある人を動かすというところにとても面白いと感じたのが、最初の一歩でした。

そこから、脇坂さんの繋がりでJCCA(日本コアコンディショニング協会)に関わるようになり、本格的なマーケティングの仕事をさせていただくようになりました。

石嶺

GAPに入られて、マーケターを目指されたのですね!

その後、マーケターとして成長するために川勝さんがしてきたことや意識していたことを教えてください。

川勝さん

好奇心を持って様々なことにチャレンジする、学び続けるということは、昔も今も意識しています。

業種関係なく、やってみなきゃ分からないこと、できないことは無限にあると思うんです。

だから、やらないよりはチャレンジをして、壁にぶち当たった時に得られる学びや新しい発見をどれだけ楽しめるかが大事だと思うので、日々の仕事ではそういったことを意識して取り組んでいます

石嶺

チャレンジしなければ成功も失敗もないですもんね!
僕も意識してみます

次に、GAPに所属されて学んだことを教えてください!

川勝さん

GAPでは、あらゆる仕事において役に立つ「仕事のノウハウ」などを学びました。

GAP勉強会当日までのタスクのスケジュール感や、運営メンバーそれぞれの役割はどうしていくべきか?など、仕事をする上で大事な計画性や考えるということなどを学べたのがとても良かったと思っています。

石嶺

本当にGAPでは、色々なことを学べますよね☺

次に、川勝さんが考える学生時代にしておくべきことを教えてください!

川勝さん

1つだけを極めるのはもちろん良いと思うのですが、極める前に他の選択肢も見てみることは大切だと思います。

自己分析をして自分の強み・弱みを理解してみたり、これまで興味が無かった職業について調べてみることは、もし極めるものが決まった時の納得感とか全然違うし、決まった後の行動も早くなるので、極める前に他の選択肢を見てみることは大切だと思います。

石嶺

ありがとうございます!

最後に、フィットネス/スポーツ業界へ就職を目指す学生に一言お願いします。

川勝さん

実はスポーツ業界って、スポーツショップに勤める店員さんもスポーツに関わっているし、プロ選手に帯同するトレーナーももちろんスポーツに関わっているし、近くの市営・県営体育館の受付の方もスポーツに関わっているんです(笑)

って言うぐらいスポーツに関わるというのは、めちゃくちゃ定義が曖昧で幅広いんです。

だから、自分自身がどういう形でスポーツに関わりたいのか、どういう形では関わりたくないのかというイメージを、大まかにでもいいので持っておくべきだと思います。

そして、スポーツ業界に就職するということは、スポーツを介して何かしらの価値を届け、その対価としてお金を頂いてるということなので、自分自身のやりたいことと同時に「自分自身はスポーツ業界でどういった価値を届けられるか」という視点も持っておくべきなんです。

なので、「自分の強みとやりたいことを掛け合わせて誰かに価値を届ける」ということを忘れずに、これから頑張ってください!

石嶺

今日はお時間頂きありがとうございました!

これにてインタビューを終了させていただきます!

これを読んでいる学生の皆様へ


川勝拓也(Kawakatu Takuya)

株式会社hacomonoに初のデジタルマーケティング担当としてjoin。
トレーナー業界×デジタルマーケティングの経験を活かして、フィットネス業界に革新を起こすべく奮闘中。
また個人で、ウェブマーケティングサポートやウェブページ立ち上げ代行、個人事業主のチラシ・名刺等の作成をするなど活動は多岐にわたる。